この記事の要約
- テレビスピーカーには、音を聞こえやすくするものと、迫力・臨場感を高めるものがあり、用途に合った製品選びが大切です。
- テレビの音を聞き取りやすくしたい場合は、手元スピーカーが選択肢になりますが、周囲にも音が聞こえる点には注意が必要です。
- 接続方法・操作性・バッテリー・聞こえ方・サイズ感を確認すると、使う人や環境に合った手元スピーカーを選びやすくなります。
テレビスピーカーとは?
テレビスピーカーには、大きく分けて以下の2つの用途があります。
- テレビの音を聞こえやすくするもの
- テレビの迫力・臨場感・没入感を高めるもの
テレビの音を聞こえやすくするためのスピーカーは、ご高齢の方など、普段から「ちょっとした聞こえづらさ」に悩む方に向けたものです。
一方で、テレビの迫力・臨場感・没入感を高めるためのスピーカーは、聞こえに関する悩みの有無に関係なく、映画鑑賞やドラマ視聴などを楽しむ方に向けたものです。
一口にテレビスピーカーといっても目的が異なるため、用途に合った製品を選ぶことが大切です。
テレビスピーカーと集音器の違い
集音器とは、周囲の音をマイクで拾い、増幅して耳に届ける機器のことです。テレビの音を聞こえやすくしたいときにも、集音器を活用できます。
一部のテレビスピーカーは、「テレビ用の集音器」といった表現がなされることもあるようです。しかし、音を集めて届ける集音器と、音を直接受信するテレビスピーカーは、それぞれ仕組みが異なります。
「テレビの音を聞こえやすくする」という使用目的は同じでも、「テレビスピーカー=集音器」ではない点に注意しましょう。
集音器について詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】
集音器とは?補聴器との違いやメリット・デメリット、選び方をわかりやすく解説
聞き取りやすくなるものはどれ?テレビスピーカーの種類

テレビスピーカーは、おもに以下の3つの種類に分けられます。
なかでも、「テレビの音を聞き取りやすくしたい」という場合には、手元スピーカーが向いています。ここでは、テレビスピーカーの種類別に特徴を確認しましょう。
手元スピーカー
手元スピーカーは、その名のとおり、テレビの音を手元で聞ける機器です。テレビの音を首元で聞ける、ネックスピーカータイプもあります。
手元スピーカーを活用すれば、テレビの音量をむやみに上げなくても、ニュースをはじめとする人の声やセリフが聞き取りやすくなるでしょう。
また、手元スピーカーは、自分の近くにだけ音を大きくして届けてくれます。そのため、同居する家族に配慮しながらテレビを視聴したいときにも便利です。
ただし、手元スピーカーから出る音は周囲の人にも聞こえるため、音量設定によっては家族から「うるさい」と言われてしまうことがあります。
サウンドバー
サウンドバーは、テレビの周辺に設置できる棒状のスピーカーです。映画鑑賞などにおいて、迫力や臨場感のある音声を楽しむ目的で使用します。
近年のテレビは、本体の背面または下部から音が出るモデルが主流です。そのため、サウンドバーによって前方に音が届くようになることで、音声が聞き取りやすくなる可能性はあります。ただし、手元スピーカーのように、手元でテレビの音を聞くものではありません。
ホームシアター
ホームシアターは、複数のスピーカーで構成される音響システムです。サウンドバーと同様に、映画館のサウンドのような臨場感や、立体感のある音を楽しむ目的で使用します。
スピーカーの設置スペースや初期費用が必要なため、とにかく音にこだわりたい方向けのものといえるでしょう。
手元スピーカーの選び方

ここでは、テレビの音を聞き取りやすくしたい方向けに、手元スピーカーの選び方を解説します。
1.接続方法
手元スピーカーの接続方法には、「無線(ワイヤレス)接続」と「有線接続」があります。
無線(ワイヤレス)接続
手元スピーカーの無線接続方法は、大きく分けて以下の3つです。
- Bluetooth接続
- 2.4GHz無線接続
- 赤外線通信
<Bluetooth接続>
Bluetooth接続に対応した製品は、テレビスピーカーとしてだけでなく、スマートフォンなどのスピーカーとしても活用可能です。
<2.4GHz無線接続>
2.4GHz無線接続に対応した製品は、テレビと送信機を有線接続し、送信機とスピーカーを無線接続する仕組みです。Bluetooth接続よりも、音の遅延が少ない傾向にあります。
<赤外線通信>
赤外線通信はテレビのリモコンなどにも使用される赤外線領域の光を利用した方法で、遅延がありません。ただし、2.4GHz無線接続やBluetooth接続に比べて音質が悪く、送信機と受信機の間に赤外線を遮るものがあるとつながらなくなります。
無線接続ならいずれの接続方法でも、テレビとスピーカーの間をつなぐコードがないため、部屋をすっきりと保てます。コードに引っかかり、転倒するといったリスクもありません。
有線接続
有線接続タイプの手元スピーカーは、おもにテレビのイヤホン端子やヘッドホン端子に接続します。
無線接続タイプよりも音の遅延や劣化が起こりにくく、取り付けもシンプルです。安価な製品を見つけやすい点もメリットです。
ただし、テレビ周辺でしか使えず、コードに足を引っかける恐れもあるため、設置場所には気を配る必要があります。
2.操作のしやすさ
手元スピーカーは日常的に使うものだからこそ、操作性が重要です。
特に、音量調節は直感的に操作できると便利でしょう。ご高齢の方が使用するのであれば、操作パネルやボタンなどの大きさもポイントになります。
3.バッテリーの持続時間
ワイヤレスタイプの手元スピーカーの場合には、バッテリーの持続時間をチェックしましょう。
おすすめは、一度の充電で約8時間以上使用できるものです。バッテリーの持続時間が短いと、頻繁に充電しなければならず手間がかかります。
なお、自動電源オフ機能によって、バッテリーの無駄な消費を抑えられる製品もあります。
4.聞こえ方へのこだわり
テレビの音声のうち、特に人の声をはっきりと聞き取れるような機能を搭載している製品もあります。例えば、ドラマのセリフがBGMや効果音などに埋もれてしまうことなく、クリアに聞き取ることが可能です。
また、年齢を重ねると、高音が聞こえにくくなるとされています。高音域が強調される手元スピーカーもあるため、チェックしてみましょう。
5.サイズ感や重さ
手元スピーカーは、コンパクトなものであれば置き場所に困りません。無線接続タイプなら、手軽に移動もできてより便利です。
家の中で移動させることが多いなら、軽量なものやサイズが小さめのものを選ぶと安心です。
「テレビの音が聞こえづらい」悩みを解決するcocoeの新しい選択肢!

テレビの音を聞こえやすくしたい方には、NTTソノリティのオープンイヤー型集音器「cocoe Ear(ココエイヤー)」と「cocoe Link(ココエリンク)」の併用もおすすめです。
cocoe Earは、周囲の音をマイクで拾い、増幅して耳に届ける集音器です。cocoe Linkと併用すると、テレビの音声をcocoe Earへ直接届けられます。
テレビの音を自分に合った音量で聞きつつ、一緒にテレビを見る家族とのコミュニケーションも取りやすくなります。
【集音器】cocoe Ear(ココエイヤー)

「cocoe Ear(ココエイヤー)」は、世界初(※)の耳をふさがないオープンイヤー型集音器です。イヤホンでありながら、日常の「ちょっとした聞こえづらさ」を低減できます。
cocoe Earの聞こえ方のこだわりは、「ハイブリッドで自然な聞こえ」を実現している点です。
加齢によって聞こえづらくなる高音を中心に増幅し(増幅音)、オープンイヤーであることを活かして低音はそのまま耳に届けます(直接音)。この増幅音と直接音が同時に聞こえることによって、違和感なく聞こえやすさを高められます。
なお、cocoe Earはあくまで集音器であり、難聴者の聴力の改善を目的とした「補聴器(医療機器)」ではありません。
※耳かけ型&左右独立型&空気伝導型の集音器として(調査元:ステラアソシエ株式会社 2025年11月時点)
【スペック表】
| 電池持続時間 |
集音モード時:約8時間 ※ 音楽再生時:約8時間 ※ ※使用条件、使用環境により変動します。 |
| 質量 |
片耳約10g |
| 防塵・防水性能 |
IP54相当 |
オープンイヤー型集音器
セール価格¥39,600
(税込)
通常価格¥42,570(/)
【送信機】cocoe Link(ココエリンク)

「cocoe Link(ココエリンク)」は、cocoe Ear用の別売りアクセサリーです。cocoe Linkをテレビに接続してcocoe Earとつなぐと、テレビの音がイヤホンに直接届きます。
具体的には、以下のように使用します。
- cocoe Linkをテレビのヘッドホン端子にケーブルで接続する
- cocoe Linkをcocoe Earの充電ケースとつなぎ、「イヤホンと接続」ボタンを押す
- cocoe Earを耳に装着し、メインボタンを押す
cocoe Linkはワンタッチで初期設定ができるため、集音モードとテレビ受信モードの切り替えもボタン1つでOKです。
家族はテレビ本体のスピーカーからいつもどおりの音を聞きつつ、自分はcocoe Earを通して「聞こえやすい音」で視聴できます。
テレビ用Auracast™トランスミッター
セール価格¥10,560
(税込)
通常価格(/)
快適なテレビ視聴はcocoe Linkとの併用が◎!手元スピーカーとの違いも
集音器のcocoe Ear単体でも、テレビの音は大きく聞こえます。しかし、テレビから少し離れる場合はcocoe Earの音量を上げる必要があり、テレビ以外の音も一緒に大きくなってしまいます。
cocoe Linkを使えば、テレビの音だけがクリアに耳元へ届くので快適な視聴が可能です。
また、手元スピーカーやネックスピーカーなどは、周囲に音が漏れてしまいます。cocoe Earとcocoe Linkの組み合わせなら、イヤホンからテレビの音声が流れるため、家族に配慮しながら一緒にテレビ視聴を楽しめる点も魅力です。
テレビ視聴用の手元スピーカーに関するよくある質問

ここでは、テレビ視聴用のテレビスピーカーに関して、よくある質問と回答を紹介します。
手元スピーカーと一般的なスピーカーの違いは何ですか?
手元スピーカーは持ち運んで使用する前提であるのに対し、一般的なスピーカーは特定の場所に据え置いて使用します。
また、手元スピーカーは、シニア世代の方が使いやすいよう工夫されている製品が多くあります。例えば、人の声やセリフが聞き取りやすくなる機能が搭載されていたり、ボタンや説明書の文字が大きくなっていたりする点です。
これに対し一般的なスピーカーは、映画や音楽の迫力や臨場感を楽しむことに重点を置いた設計となっています。
手元スピーカーは、1台を家族全員で共有できます。例えば、夫婦そろってテレビの音を聞き取りやすくしたい場合に便利です。
また、製品によっては、テレビ本体と手元スピーカーの両方から音を出せるものもあります。両方から音が出れば、家族それぞれが快適に視聴しやすいでしょう。
手元スピーカーとネックスピーカーはどちらがおすすめですか?
手元スピーカーもネックスピーカーも、テレビの音を聞き取りやすくするという目的は同じです。
ただし、手元スピーカーは自分以外の人にも音声が聞こえるため、リビングで家族や夫婦そろってテレビを楽しみたいシーンに向いているでしょう。
一方のネックスピーカーは首にかけて使うものであるため、1人でテレビを楽しみたい方や、家事をしながら使いたい方などにおすすめです。
手元スピーカーと集音器で迷うときはどう選べばいいですか?
手元スピーカーと集音器は、どのようなシーンで困っているかに合わせて選ぶとよいでしょう。
テレビ視聴時の聞き取りにくさを改善したいのであれば、手元スピーカーが向いています。ただし、周囲にも音が聞こえてしまう点には注意が必要です。
テレビだけでなく会話や周囲の音など、日常生活全体の音が聞こえにくい場合は、集音器が選択肢になります。
集音器単体でのテレビの聞こえ方には限界があるものの、製品によっては、テレビ音声を集音器へ届けられるものもあります。cocoe Earとcocoe Linkの組み合わせなら、周囲への音漏れも抑えながら、快適なテレビ視聴が可能です。
適切な製品選びでテレビ視聴をもっと快適に
テレビの音を聞き取りやすくしたいときには、テレビスピーカーの一種である手元スピーカーを導入するのも一つの手段です。ただし、手元スピーカーから出る音は周囲の人にも聞こえてしまいます。
自分だけにテレビの音を直接届けるなら、オープンイヤー型集音器「cocoe Ear(ココエイヤー)」と、別売りのアクセサリー「cocoe Link(ココエリンク)」の併用がおすすめです。
もちろん、cocoe Earはテレビ視聴以外の幅広いシーンでも使えます。日常生活で「ちょっとした聞こえづらさ」が気になっている方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
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